学生世代の君へ

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乙女塾へよく通ってくれている方達の1つに10代後半~20代前半の学生層があります。

この年代では毎日多くの悩みがあります。そして、よく西原さつきの元へ悩み相談がやってきます。といってもレッスン中に答えられることはほんのわずかなのでNAO、さつきの2人で考えてみて、いくつかのワードに分けてよく耳にする悩みを紹介します。

1.親に応援してもらえない

協力的な親御さんが子供のレッスンに一緒に参加するようなケースもあるのですが、多くのトランス当事者の方は、ご両親と1度は喧嘩したことがあると思います。親が「男らしくしなさい」とか「トランスを認めない」といった発言をしたことで関係性がこじれるのはよくある悩みです。

特に髪を切れ、短くしろ、メイクやファッションで「女装」「オカマ」とののしられたということも聞きます。

難しいのはこの年代は学費や生活費を親に頼っているということがほとんどで、それ故に生活能力が無いため出ていくことができません。

少し前までは家出をしてしまい、夜のお仕事しかなくてそのまま学校もやめてというパターンもありましたが……オススメできません。それが好きなら良いのですが、学校もやめて生活のために嫌な気持ちのままやって数年後、新しく若い新人が入店してしまい、人気がなくなってそのまま退店。そして消息不明……なんていうケースをたくさん見てきました。

紆余曲折あるのですが、多くのトランス当事者は最終的に家族との交流を戻してく方がほとんどです。つまり、最終的に皆さんご両親と折り合いをつけております。例えば、女になったという証(手術をしてしまうとか)という部分なのか、OLとして就職を決めるのか、圧倒的な成果(難関資格やら学歴やら)をあげるなどが、1つの足掛かりとなるようです。

家族はLGBTなどの話に限らず、何かと心配性で、イレギュラーなことに対しては否定的なものです。なので、うまく聞き流して、要領良くやっていくのが近道なんじゃないかなと思います。乙女塾のメンバーはだいたい親とは仲良くやっています。それは多分その辺りが上手に付き合えたんじゃないかと思います。

2.同級生が可愛すぎる

高校生・大学生年代ではしばしば同級生の女の子が120%輝いて見えるものです。たしかに……この年代の女の子は何をやっても、無敵です(笑)。

一方でほっておくと男性的になっていく自分に焦ったり、髪はなかなか伸びないし、脱毛を始めても時間がかかるし……なんだか同級生が遠い惑星の存在に見えてしまう。

実は、乙女塾のメンバーも大学生年代までを希望の性別で暮らしていた者はほとんどいません。

トランスジェンダーにとって1番楽しい時期は、もしかするとアラサーになってからなんじゃないかと思います。それはホルモンによって健康と若さを維持し、そしてある程度のお金や時間を、治療ではなく自分の好きなことに使えるようになってより輝くからではないでしょうか。

じゃあ10年待てというのは酷な話で。

大学生や高校生年代の女の子と言うのは無敵ですが、それは本当にごく少数の人達(全体の1%くらい)の存在であること、そして自分たちが憧れてみているキラキラした女の子だけじゃなくて、クラスには意外ともっと地味だったり、普通の女の子がいると思うのです。彼女たちも女の子ですが、もしかすると見えていないだけかもしれません。

意外と、女の子に見えるかどうかというハードルは高いものではありません。ただ、その先にいるキラキラした女の子たちは、見えない所で大変な努力をしているかも忘れてはいけません。交友関係、メイク、ファッション、恋愛どれをとっても結構大変なんです。

あなたは自分のスキルアップ、もっと言えば相手のためにどれだけの時間やお金を使っていますか?ということです。キラキラするのって実は大変です。乙女塾のメンバーはみんな自己満足ムーブです。実は一緒に買い物へ行くと全員バラバラに好きな方向へいきます。参考にしないでくださいね(笑)。

3.学校に行きたくない

不登校YouTuberが話題の昨今ですが、「学校へ行きたくない!」と思ったことのある人、いっぱいいますよね。

学校へ行く権利や義務は置いておいて、行きたくないのであれば「ほかに心地よいと思う世界を作ろう」と言っています。

それが趣味であり、同じ境遇の仲間たちであり、サークルや学習塾、ならいごとなんでもいいんですが、他にある意味「逃げ場」を作っておくと人生はとても楽になるんじゃないかなと思います。

人間は残念ながら1人では自分が着るもの、食べるものすら生み出せません。集団の中で生きていかなければならなりません。なので、どこでもいいから組織・集団に入っておくと後々人生の手助けになるんじゃないかなと思います。(若いうちは、そういう考えもなかなか難しいですけどね)

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