アイシャドウを塗ってみよう

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メイクレッスンに来る人で断トツの悩みはアイメイクです。

アイメイクが難しい原因はアイシャドウ、アイライナー、マスカラ、凝り始めるとそこにマスカラベース、アイシャドウベース、つけまつげと工程が多いこと。次に上まぶた、下まぶたと2つのパーツでなりたっていることが原因です。

それなのにパーツは小さい!

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目の周りに触るのってどこか苦手な人が多くて。実は私も目薬をまともにさせません。メイクって練習ではモデルにもなる訳です「む、むずがゆい…」と何度も思いました。

さて、アイシャドウの基本です。

アイシャドウのコツ(1):まずは2色選んでみよう。

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アイシャドウというとだいたいは3-5色入ったパレットを買うと思います。

こちら全て使う必要はありません。まずは2色選んでみましょう。

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最近は単色と呼ばれる1色だけのアイシャドウも多く売られています。好きな色を組み合わせても楽しいですよ。

慣れてきたら3色以上、また1色だけでグラデーションを作ってみましょう。

アイシャドウのコツ(2):グラデーションを作ってみよう

アイシャドウの基本はグラデーションを作って目に深み、立体感をもたせることです。

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グラデーションの作り方はいくつかあるのですが日本では上から下に向かって濃くなる、または暗くなることが多いです。

まずは1色目(明るい方)を赤線の範囲、2色目(暗い方)は二重の幅か1色目の半分ぐらいにしてみましょう。

ちなみに最近は余り締め色を使わないメイクも流行っています。特に彫りが深い、目が奥まっている人が締め色を強く塗ってしまうと外国人のような感じ、男らしい感じになります。危ないなと思ったら省いても大丈夫です。

アイシャドウのコツ(3):骨を意識して

アイシャドウを失敗する場合大まかに2つの理由があります。

1つは目に対して意図せずアイシャドウの範囲が小さいことです。この場合、自分の目が小さく見えてしまうことがあります。

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何故こうなってしまうのかというと、1つは目の範囲を正確に認識していないからです。アイシャドウを塗る範囲は「ガイコツで穴になっている」部分です。ここをアイホールといいます。

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もう1つは目をつぶって塗った後に(目を)開いたらアイシャドウの範囲が変わってしまったというケースです。まぶたがかぶっている人に起こりやすいです。

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目って意外と大きくて、白目が始まり・終わりでもないんですよね。白目が終わっても二重幅やまつ毛が生えていたり、目頭の蒙古襞があります。

アイシャドウのコツ(4):まぶたって広いよ!

アイシャドウを失敗するもう1つの理由は上は塗れているのに二重幅やまつ毛の上が塗れていないことです。

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まぶたって普段かぶっているだけで結構広いんですよね(ただし、被っていない人もいます)。

これを防ぐには

・空いている手でまぶたの上のほう(眉毛の上でも可)を抑えてあげる

・上目遣いにしてまつ毛のすぐ上を自分が見られる状態でメイクする。

があげられます。

アイシャドウのコツ(5):使う道具はブラシがオススメ

アイシャドウを塗る道具はチップ、ブラシ、指とありますが最初はブラシがオススメです。指は細部が塗りにくい、チップはぼてっとついてしまって最初は加減が難しいからです。

安い筆でいいのでアイシャドウのブラシを大・小とあると良いでしょう。

https://www.chantilly.co.jp/product/p4901604450733/

乙女塾でオススメしているのがRosy Rosaの馬毛のブラシです。2本で300円と安価なのに天然毛、発色が良いので肌のくすみが大きい人にもきちんと塗れるからです。

アイシャドウのコツ(6):初心者のうちは避けたほうが良い色

アイシャドウってたくさんの色がでています。最初は避けたほうが良い色があります。

(私の所持アイテムより資生堂 エッセンシャリスト アイシャドウ)

それは黒と深い青です。特にブルーはバブルを経験した人には人気のカラーなのですが、漫然と塗ってしまうと肌の色と混ざってグレーブルーによってしまいます。結果、“お岩さん”が誕生します。目の上にあざを作ってもしょうがないんですよね。

黒は最初のうちは狙った細さでひけないので強くなってしまったり散ってしまったりします。その時に修正がしづらいこと、少しでも太くなるとロッカーになってしまうことです。アヴリル・ラヴィーンならまだしも80年代のグラムロックの人に見えたいわけではありませんよね。

これは私が青を使ってメイクをしたときの例ですが淡く青を使っていてアイライナーもグレーにしています。

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以上がアイシャドウの基本になります。しかし、これで上まぶたのアイシャドウしか終わらないんだからアイメイクを文字で説明するのがいかに大変か(笑)。

実際にはグラデーションの塗り方にはたくさんのバリエーションがあるのでメイクレッスンの時にでも聞いてくださいね。

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