4日、無罪判決を受けての浅沼氏、TGJP、畑野とまと氏の合同記者会見が行われました。
会見後、囲みでのインタビューに答えた畑野氏は、ドナルド・トランプ政権のアメリカにおけるトランスヘイトのバックラッシュに触れ、今後のトランスジェンダーへの連帯を呼び掛けました。
畑野氏は、「それでもアメリカは何倍も進んでいる状況があって。トランプだから大変だーというだけじゃなくて、グラミー賞のレディー・ガガ、チャペル・ローンをはじめ、コミュニティを応援してくれる人たちが声をあげてくれる。トランプ政権になっても、(軍隊からトランスジェンダーが排除されたといっても)同性婚もできるし、夫婦別姓もあるし、中絶は女性の権利。日本はそれどこじゃない。だから、ブレーキをかけるというのはちょっとまずいので頑張っていきたいです」と日本とアメリカにおける状況の違いを述べた。
今後のTGJPの活動について村田事務局長とともに応じると「3月にイベントを行いまます。昨年はトランスマーチを3月に行いましたが、例年TGJPとして3月31日はトランスジェンダー追悼の日に合わせて街宣を行っていました。また、4月のメーデーに関する代々木公園でのイベントに出展も検討しています」と語った。